日本オラクルと日本オラクルインフォメーションシステムズは3月19日、通信・メディア業界向けのCRMアプリケーション「Siebel Communications」の最新版の出荷を開始した。
Siebel Communicationsは、通信・メディア業界のサービスプロバイダー向けに提供され、製品、価格、契約内容、取引、注文情報などを統合管理するCRMアプリケーション。複数のサービスを統合して発注する「コンバージェント・サービス・オーダー」機能やリコメンデーション機能に特色がある。
新版では、各機能を強化したほか、製品やサービス群をマーケティング・プロモーション定義と連携させる「コンバージェント・バンドル機能」を搭載した。また、技術基盤としてSOA(サービス指向アーキテクチャ)への対応を強化した。
対応プラットフォームは、AIX、Solaris、HP-UX、Linux、Windows。