日本ビジネスオブジェクツは8月1日、中堅企業向けビジネスインテリジェンス(BI)スイート「Business Objects Crystal Decisions(BOCD)プロフェッショナル」の販売を開始したことを発表した。中堅企業向けのBIスイート製品の第1弾として2007年2月に販売開始した「BOCDスタンダード」に続く製品になる。
BOCDプロフェッショナルは、BOCDスタンダードの持つレポーティング、非定型クエリー/分析、ダッシュボードなどの機能に加え、新しくデータ統合機能を搭載している。
新しいデータ統合機能は、多様なソースからデータを統合し、それらをリアルタイム、あるいは任意の頻度で移動することができるという。また、元のソースシステムへ何らかの変更が加えられると、BIレポートへどのように影響するかを見ることができ、BI環境での変更を管理できるようになる。これらの機能で、信頼できるデータ基盤を提供し、エンドユーザーに信頼できる正確な情報をタイムリーに配信することが可能になるとしている。
BOCDプロフェッショナルの税別価格は、5CALで490万0000円からとなっている。すでにBOCDスタンダードを利用中の顧客は、当初の購入価格とBOCDプロフェッショナルの定価の差額のみでにアップグレードできる。