ネオジャパンはこのほど、大規模ユーザー向けグループウェアの最新版となる「desknet's Enterprise Editon Version 6」のリリースを開始した。既存ユーザーは無料でアップグレードできる。
今回の最新版の特徴は(1)議事録管理機能の追加、(2)オプションとしてAjax版を追加、(3)デスクトップ通知システム「Hoppen」(ホップン)の追加――の3つになる。
(1)の議事録管理は、6月にリリースされた通常版の「desknet's Version 6」で追加された機能と同様のものになり、スケジュール、ウェブメール、ToDo、回覧板、文書管理と連動している。
具体的には、スケジュールに登録された議事録アイコンをクリックすると会議の詳細が確認でき、会議までにどんな資料を準備しておけばいいのかがToDoに示されることになる。また、回覧板やウェブメールでは、会議参加者にアジェンダなどが通知される。なお、回覧板やウェブメールでは、取引先や社外取締役にもアドレス帳から通知されるようになっている。
また、スケジュールに登録された過去の議事録アイコンをクリックすると、参加者の間で議事録や、関連したワードやエクセルなどのファイルを参照することができる。履歴を残すこともできるようにもなっている。
それとともに、会議の内容や資料を参加者で回覧することができ、会議後にやるべきことが明確になり、タスクを管理することができるようになっている。ToDoで会議後のタスクを管理できたり、文書管理で関連資料を含む議事録を管理できるようにもなっている。
(2)のAjax版は、スケジュール、設備予約、ウェブメール、アドレス帳に対応した機能。米MB Technologiesの「Bindows」を開発フレームワークとして利用している。
(3)のHoppenは、アプリケーションにアクセスしなくても伝言、ウェブメールの更新情報をリアルタイムにデスクトップ上で通知・閲覧できるというもの。ホップンはオプション機能として提供される。
価格は以下の通り。
- desknet's Enterprise Edition Version 6
50ユーザー:52万5000円
100ユーザー:105万円
200ユーザー:157万5000円
300ユーザー:210万円
500ユーザー:315万円
1000ユーザー:420万円
1500ユーザー:472万5000円 - Ajaxモジュールライセンス
50ユーザー:26万2500円
100ユーザー:52万5000円
200ユーザー:78万7500円
300ユーザー:105万円
500ユーザー:157万5000円
1000ユーザー:210万円
1500ユーザー:236万2500円 - Hoppenモジュールライセンス
1〜1000ユーザー:105万円
1001〜1万ユーザー:210万円
1万1ユーザー〜無制限:315万円