Canonicalは11月30日、Linuxディストリビューション「Ubuntu」の新バージョン「Ubuntu 8.04 Alpha 1」をリリースした。
Ubuntuは、主にデスクトップ用途をターゲットとしたオープンソースのLinuxディストリビューション。簡単なインストール作業ですぐに使い始めることができ、ソフトウェアのアップデートも容易に行えることを特徴としている。また、多言語サポートにも力を入れている。
今回リリースされたのは、Ubuntuの次期バージョン「Ubuntu 8.04」(コードネーム「Hardy Heron」)のアルファ版。新たに、最新のウィンドウシステム「Xorg 7.3」が搭載され、設定ファイルを書き替えることなく自動で設定の変更が可能になったほか、Ubuntuのベースとなっているディストリビューション「Debian GNU/Linux」でなされた数多くの変更が取り込まれている。