さて、前回は、はやる気持ちをグッと抑えつつ、Red Hat Enterprise Linux(RHEL)のインストール前に済ませておくべき「ユーザー登録」「サポート登録」をやり遂げた赤井君と服部君。先輩の助けを借りつつ、今回はいよいよ、RHELをサーバ機にインストールします。
インストール開始!
赤井(以下:赤):さあ、ご飯も食べたし、インストールを始めよう!
服部(以下:服):そうだな、早速やるか。
先輩:俺は仕事してるから、分からないことがあったら声かけろよ。
赤:はい。なるべく邪魔しないように頑張ります。
服:さあ、始めるぞ。赤井、「インストールCD」の「1」をセットしてくれよ。
赤:あのー……「インストールCD」の「1」が2枚もあるのだけど……。
服:……よく見てくれよ。片方が「32-BIT x86」で、もう片方が「64-BIT AMD64 INTEL EM64T」と書いてあるだろ。
赤:あ! このサーバをもらったとき、先輩が教えてくれたのを思い出したよ。
服:そう。そのとおり。32ビット版と64ビット版というわけだ。今回は折角だし、64-BITでインストールしよう!
(インストールCDの1を挿入……)
赤:あ、なんか出てきたよ。
服:今回は「graphical mode」でインストールするから、そのまま「Enter」キーを押せばいい。
赤:「Welcome to Red Hat Enterprise Linux ES」という画面が出たよ。
服:よし。このまま「Next」をクリック。
赤:「Language Selection」と「キーボード設定」は日本語を選択……と。