MicrosoftのIE Blogが6月29日付に掲示したブログによると、Microsoftは8月25日より、「Windows Server Update Services(WSUS)」経由でビジネスユーザー向けに「Internet Explorer 8(IE 8)」をプッシュする計画という。
Microsoftは4月、「Windows Update」「Automatic Update」経由でIE 8のプッシュ配信を開始している。
IE 8インストールに前向きではないWSUS管理者は、IEインストールの自動承認をオフにしておくようにとIEチームはアドバイスしている。
Microsoftは、Mozillaが最新の「Firefox 3.5」正式版をリリースする1日前に、この計画を明らかにした。
自動ダウンロードといえば、「Windows Vista Service Pack 2(SP2)」とMicrosoftのVista SP2プッシュ計画について、複数の読者より質問を受けた。MicrosoftはVista SP2の配信計画を積極的に公開していないあいまいにしようとしているが、実際のところ、Windows Update経由で6月にSP2の配信を開始している。
米国時間6月29日、Microsoftの代表者は、今年4月に製造工程向けリリースを開始しているVista SP2のロールアウト計画について、以下のように述べた。
Windows Vista SP2は先月--5月26日、Windows Update経由でリリースされている。(Vista SP2は)減速的なリリースとなり、6月、Windows Updateを設定しているユーザー向けに自動アップデートを開始した。「Windows XP」のように“Automatic Update”ではないが、Windows Updateの一部ではある。もちろん、いますぐにインストールしたいユーザーは「Download Center」から手作業で入手できる。
一方、TechARPは、MicrosoftがPCメーカーがVista SP2配信を認めるのは、「Windows 7」の一般提供がスタート(10月22日)した後になると報じている。その理由は、「Microsoftは、OEMパートナー企業によるWindows 7の実装とローンチ成功をVista SP2に邪魔されたくないから」とのことだ。
Vista SP2がどのようなものなのか興味ある読者は、以前このブログで紹介した機能リストを参照いただきたい。
アップデート(7月1日):Microsoftは6月30日、Vista SP2の残りの言語(当初、英語、フランス語、ドイツ語、スペイン語、日本語のみのリリースだった)をリリースした。ダウンロードサイトより入手できる。
この記事は海外CBS Interactive発の記事をシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。 原文へ