ACCSとBSA、共同でソフトウェアライセンス管理の再点検を支援

藤本京子(CNET Japan編集部) 2005年03月15日 19時43分

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 コンピュータソフトウェア著作権協会(ACCS)とビジネス ソフトウェア アライアンス(BSA)は3月15日、ソフトウェアの利用状況とライセンスの保有状況などを自主的に再点検するよう呼びかける「ソフトウェアライセンス再点検全国キャンペーン」を共同で開催すると発表した。同キャンペーンは、4月27日から7月29日にかけて行われる。

 BSAの担当顧問弁護士 石原修氏は、キャンペーンの背景として、「ソフトウェア管理における企業動向は2とおりで、既に管理を行っている企業はより高度な管理を目指し、全く管理していない企業は依然違法コピーについての認識が不足している」と述べている。そこで、「再点検キャンペーンを行うことで、企業に違法コピーに対する認識を高めてもらいたい」としている。

 具体的なキャンペーン内容は、

  1. ソフトウェアライセンス再点検推進月間の設定
  2. ライセンス点検推進全国セミナーの展開
  3. 企業訪問ヒアリング

の3つとなる。

BSA 担当顧問弁護士 石原修氏

 まず、ソフトウェアライセンス再点検推進月間は、5月~7月の3カ月間を予定している。従来ソフトウェアライセンスの再点検は各企業で独自に行われていたが、推進期間中はACCSとBSAの両団体サイト上にて再点検登録窓口を開設する。登録した企業は、再点検に関する電話相談を受けることができるほか、両団体を通じ、自主的にライセンス点検を行っていることをソフトウェアメーカーに示すことができる。また、専門家による再点検無料コンサルティングも用意されている(無料コンサルティングは、応募者多数の場合抽選となる)。

 ライセンス点検推進全国セミナーは、経営者向けおよびリセラー向けの2種類を用意し、福岡、大阪、名古屋、東京、札幌の5都市で行われる。経営者に対しては、管理体制の不備が招く経営上のリスクとその予防策を紹介するとともに、ライセンス管理再点検の概要や実施のポイントを解説する。また、ソフトウェア販売やライセンスの提供窓口となるリセラーに対しては、顧客がライセンス再点検を行う際のサポート役となることが多いため、再点検実施の趣旨や資産管理の内容等を解説する。

 企業訪問ヒアリングでは、全国を5地域に分け(九州/沖縄・関西・中部・関東・北海道)、市販のデータベースより無作為に企業を抽出した上で、1地域につき6~8社を訪問する。ヒアリング内容は、ソフトウェアの使用状況やライセンス管理状況、またライセンス管理における課題などだ。両団体では、「ソフトウェア利用者の生の声を聞くことで、今後さらにユーザーのニーズに合った再点検支援策を提供することがねらい」としている。

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