数ではこちらが優位--インテルCEO、AMDを牽制

Michael Kanellos (CNET News.com) 2005年03月02日 19時19分

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

サンフランシスコ発--64ビット拡張に対応したプロセッサを市場に出したのはAdvanced Micro Devices(AMD)のほうが先だったかも知れない。しかし、出荷数で上回っているのはIntelのほうだ。Intel最高経営責任者(CEO)のCraig Barrettが米国時間1日にそう語った。

 「われわれは64ビット機能に対応したx86チップの出荷数で、競合他社を上回っている」と、同氏は当地で開催中のIntel Developer Forumでの基調講演後に行われた記者団とのインタビューのなかで発言した。

 この種のチップを発売したのは、AMDのほうがIntelより約1年ほど早かった。しかしIntelには全体的な出荷数の多さが味方しているようだ。同社はx86サーバチップの市場で90%を超えるシェアを確保している。

 Intelは昨年4月に、64ビット機能に対応するプロセッサを出荷し始めた。64ビットチップはより多くのメモリを扱えるが、これはデータベースなど負荷の高い処理を行う場合に、性能面で大きなアドバンテージとなる。

 出荷数ベースでみると、現在出荷されているサーバ用チップのうち、90%以上がx86チップとなっている。また、x86チップ市場におけるIntelのシェアは約82%だ。

 Barrettはまた、同社のItaniumについてもすばやく擁護した。Itaniumはx86チップとは異なるソフトウェアが動く64ビットチップで、その開発は1980年代後半に始まったものだ。「われわれは、ハイエンド・コンピューティング向けの新しいアーキテクチャが必要だと説いてきた。そうした分野では新しいアーキテクチャが必要であり、単なる機能拡張では対応できない」(Barrett)

 これとは別に、Barrettは今年5月に予定されているIntelのトップ交代についても説明を行った。同氏はこれを機にCEOの座をPaul Otelliniに譲り、自らはAndy Groveに代わって会長に就任する。

 Barrettは会長としてIntelの戦略策定にかかわる一方で、同社を代表する顔として、各国政府の関係者や教育界の指導者らと接することになる。Intelや他のIT企業が直面している問題は、米国内の教育水準の低下や、多くの政府関係者からの基礎研究に対する援助がないことだと、同氏は指摘する。

この記事は海外CNET Networks発のニュースをCNET Japanが日本向けに編集したものです。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
関連キーワード
クラウド基盤

関連ホワイトペーパー

SpecialPR

連載

CIO
藤本恭史「もっと気楽にFinTech」
Fintechの正体
内山悟志「IT部門はどこに向かうのか」
情報通信技術の新しい使い方
米ZDNet編集長Larryの独り言
谷川耕一「エンプラITならこれは知っとけ」
田中克己「2020年のIT企業」
大木豊成「Apple法人ユースの取説」
デジタル未来からの手紙
モノのインターネットの衝撃
松岡功「一言もの申す」
三国大洋のスクラップブック
大河原克行のエンプラ徒然
今週の明言
アナリストの視点
コミュニケーション
情報系システム最適化
モバイル
通信のゆくえを追う
スマートデバイス戦略
セキュリティ
ネットワークセキュリティ
セキュリティの論点
スペシャル
de:code
Sapphire Now
VMworld
HPE Discover
Oracle OpenWorld
Dell World
AWS re:Invent
PTC LiveWorx
デプロイ王子のテクノロジ解説!
古賀政純「Dockerがもたらすビジネス変革」
誰もが開発者になる時代 ~業務システム開発の現場を行く~
さとうなおきの「週刊Azureなう」
より賢く活用するためのOSS最新動向
「Windows 10」法人導入の手引き
北川裕康「データアナリティクスの勘所」
Windows Server 2003サポート終了へ秒読み
米株式動向
Windows Server 2003サポート終了
実践ビッグデータ
中国ビジネス四方山話
日本株展望
ベトナムでビジネス
アジアのIT
10の事情
エンタープライズトレンド
クラウドと仮想化