日本HP、「MIDMOST」でメインフレームからWindowsへの移行を支援

ニューズフロント

2005-06-14 20:30

 日本ヒューレット・パッカード(日本HP)は6月14日、メインフレーム環境からWindowsベースのシステムへの移行を推進するため、日本ユニシス製のミドルウェア「MIDMOST」の取り扱いを開始すると発表した。

 MIDMOSTは、メインフレームの高い信頼性をWindowsシステムで実現するミドルウェア。業務処理の急激な増加に対する負荷制御機能や、障害を局所化する機能などを備える。OSやデータベースのバージョンアップの影響を吸収できるので、システム開発や保守の生産性も高められるという。

 「メガバンクを始めとして地方銀行や証券会社など、多くの金融機関で稼働実績がある。百五銀行、IYバンクの国内勘定系システムや取引所のシステムにおいては、本番稼働に向けた開発作業が進んでいる」(日本HP)

 MIDMOSTにより、日本HPは、堅牢なデータベースシステムの管理、ミッションクリティカルな業務アプリケーションの構築、運用、保守サポートまで、一貫したシステム環境の提供が可能となる。「日本ユニシスやシステムインテグレータパートナと協業し、レガシーマイグレーションをITの課題として抱える製造業、流通業、金融機関や官公庁などへのシステム提供を推進していく」(日本HP)

日本ヒューレット・パッカードのプレスリリース

日本ユニシス

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ZDNET Japan クイックポール

マイナンバーカードの利用状況を教えてください

NEWSLETTERS

エンタープライズ・コンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]