NRIデータサービス、新ITサービスマネジメント戦略で「3年後は売上を3倍に」

藤本京子(編集部) 2005年11月22日 19時57分

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 NRIデータサービスは11月22日、これまでシステム運用管理製品が中心だった「Senju Family」の製品ラインアップを拡充し、ITサービスマネジメント全般を支援するための戦略を推進すると発表した。

 これまでのSenju Familyは、ITIL(IT Infrastructure Library)導入支援のための製品やサービスを集約した「SSMF(Senju Service Management Framework)」、システム運用管理ツールの「eXsenju」、ITサービスマネジメント基盤の「Smart Enterprise Navigator」で構成されていた。

 新戦略に移行するにあたってNRIデータサービスでは、問題管理や管理者支援などの機能を備えた統合型サービスデスクソリューション「CONTACT CAFE SP」をはじめ、リモート環境からサーバのキーボードやビデオ、マウス、電源を遠隔管理する「RKVM Controller」、サーバとPCのセキュリティを管理し、情報漏えい対策を施す「Secure Cube」、リモートアクセス環境においてシステムの監視やオペレーションの代行を実現する「IMSP(Internet Management Solution Platform)」の4製品をSenju Familyに追加した。

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「売上を3倍まで伸ばす」とNRIデータサービスの渡辺氏

 NRIデータサービス 千手サービス事業部 部長の渡辺浩之氏は、同社が新戦略に移行する背景として「これまでのIT部門は、情報システムの保守や管理を主な業務としてきたが、ここ数年でITとビジネスがより密接に結びつきつつある。そこで、ITサービスにおける企画や設計、構築、運用などのプロセスを明確にし、ITのライフサイクルを意識したサービスを提供する必要がでてきた」としている。

 またNRIデータサービスは、新戦略の一環としてパートナーとの協業体制を強化し、マイクロソフトの「Microsoft Operations Manager」とeXsenjuを組み合わせたシステム運用基盤の提供や、デルと共同でITIL導入支援サービスを提供することを発表している。

 こうした戦略により、NRIデータサービスではITサービスマネジメント分野における2008年度の売上を、「現在の3倍となる100億円まで拡大する」(渡辺氏)としている。

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