伊藤忠テクノサイエンス(CTC)とシマンテックは7月26日、協業関係を強化し、セキュリティ製品分野でも協力すると発表した。第1弾の活動として、シマンテックのセキュリティポリシー管理ソフト「Symantec Enterprise Security Manager」を利用するシステムやサービスの推進プロジェクトチームを発足させた。
CTCとシマンテックは、これまでストレージ/データ管理分野で協業してきた。セキュリティ分野においても協業関係を構築することで、両社は「より包括的かつシームレスなソリューションの提供が可能となる」としている。
Symantec Enterprise Security Managerは、ネットワーク接続されたPCなどを検査し、セキュリティポリシー違反や修正パッチ未適用の有無を検出するソフト。全世界で約3000社への導入実績があるという。
協業を通じ、両社は、同ソフトに対応したコンサルティング、システム構築、保守サポートなどのサービスを提供していく。さらに、営業活動やセミナー開催なども共同実施する。CTCでは、2008年度までに100社への導入を目指す。