日本通信グループ会社、個別PCを守る不正侵入防御システム「パーソナルIPS」を発表

CNET Japan Staff

2006-09-20 13:56

 日本通信は9月19日、連結子会社であるアレクセオ・ジャパンが個別PCを守るための不正侵入防御システム「パーソナルIPS」の出荷を10月から開始すると発表した。

 パーソナルIPSは、米Arxceo Technologyの小型IPSをPCに組み込めるように設計した、PC自体を守る専用IPS。パーソナルIPSカードを鍵として用い、PCのカードスロットに挿入された状態であれば、いつでもIPSが機能するように設計されている。

 特別な設定は必要なく、付属のソフトウェアをPCにインストールし、パーソナルIPSカードをPCのカードスロットに差し込むだけでIPS機能が有効になる。アノーマリ、ビヘイビア分析に基づく検知エンジンおよびアンチ・ポートスキャニング技術により、不正アクセスやワームなどの攻撃を未然に防ぐことができるという。

 また、同製品には1年間使い放題のPHSデータ通信料金が含まれている。1年間経過後に更新ライセンスを購入すると、引き続き使用することも可能だ。

 「安心インターネット」ファミリーのひとつとして出荷される。価格はオープンだが、想定実勢価格は16万円前後となる見込み。

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. セキュリティ

    「デジタル・フォレンジック」から始まるセキュリティ災禍論--活用したいIT業界の防災マニュアル

  2. 運用管理

    「無線LANがつながらない」という問い合わせにAIで対応、トラブル解決の切り札とは

  3. 運用管理

    Oracle DatabaseのAzure移行時におけるポイント、移行前に確認しておきたい障害対策

  4. 運用管理

    Google Chrome ブラウザ がセキュリティを強化、ゼロトラスト移行で高まるブラウザの重要性

  5. ビジネスアプリケーション

    技術進化でさらに発展するデータサイエンス/アナリティクス、最新の6大トレンドを解説

ZDNET Japan クイックポール

自社にとって最大のセキュリティ脅威は何ですか

NEWSLETTERS

エンタープライズ・コンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]