9月3日、The Apache Directory Serverプロジェクトはディレクトリサーバー「Apache Directory Server(ApacheDS) 1.5.1」をリリースした。
ApacheDSは、Javaで記述されたJavaアプリに組み込み可能なディレクトリサーバー。Javaによるディレクトリソリューションを提供することを目的としている「The Apache Directory Project」のサブプロジェクトとして位置づけられている。
ApacheDSは、UNIXシステムの標準化を推進する業界団体「Open Group」から、ディレクトリデータベースにアクセスするためのプロトコルである「LDAPバージョン3」に準拠していると認証されているほか、暗号による認証方式の一つである「Kerberos」のバージョン5や、「Change Password Protocol」もサポートしている。
マイナーリリースに当たるApacheDS 1.5.1では、60以上のバグが修正され、また40にのぼる機能の向上が実現された。また、パフォーマンスも改善されたとしている。