会話がまともに成立しない理由を考えてみた(ZDNet Japanブログより)

米野宏明(マイクロソフト) 2008年02月01日 15時32分

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 最近、仕事でもどうも話が通じないことが多くなった気がします。いえ、過大な期待をしているつもりは毛頭ありません。ただ単に、お願いしたことを普通のレベルで実行していただきたいだけで。そんなことにホスピタリティなど求めておりませんし、セコいものしか買わないくせにコンビニで偉そうな態度をとるオッサン客ほど心はすさんでいないつもりです。

 わかりやすい例は数々あるのですが、本人が見ていたら気まずいので具体的には書けませんけども。とくに初めての相手の場合、相手の専門領域もその実力のほども知る由はありませんので、私が何を目的としていてあなたに何を求めているのか、を丁寧に伝えて理解してもらってから仕事を始めるようにしているのですが、結局相手は自分の目の前の世界しか見ておらず、こちらもつい 「だからさぁ」などと言ってしまって反省することが多々。これでも、他人が分かってくれない時は、伝えようとする自分のほうに問題があると思うように気をつけるようにしております。以前のエントリーでも書いたような気がしますが、経験を共有できていない人に的確に真実を伝えるのは大変難しいのです。そんなつもりでいたのですが、ひょっとして、よりオッサン度が増してきているのか。

 でもこれと似た現象、そういえばオッサンになる前から体験済みでした、「アメリカ人」 で。メールでお願いごとをすると、ほんと頭に来るぐらい最初の 3 行しか読まないのです、やつらは。依頼事項が 3 つあるとき、普通に文章でつらつら書いてはだめ。何一つ解決せず「そこまでは俺も分かってんだよ、その先が知りたいんだよ」 というような答えが返ってきて終わりです。番号振って箇条書きにしてすら、最後の 3 つ目までたどり着かないこともあるぐらい、もちろん人によりますけども。いろいろな国からの移民の寄せ集めだからでしょうかね、経験どころかバックグラウンドが全く違うので、基本的に、相手の気持ちを推し量って先回りするようなことはできないし、しようとしない。でも、なんだか最近日本でもおんなじになりつつあるのではないかと思う次第です。いまだ均一性の高い日本においても 「できない」 ようになっているのは、もっと根本的に 「想像力の欠如」から来るのでしょうか。

全文はこちら--「大競争時代のBI活用術」

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