#9:ただ読むのではなく、メモをとる
メモをとることにより、学習プロセスに積極的に取り組むことになる。そして、ものごとを書き留めることで、学習効果を高めることができるのである。また、浮かんできた疑問だけではなく、著者に同意できない点さえも明確にできるようになるのである。このため、単に読む場合と比べると、より多くのことを学べるわけだ。
#10:学んだことについて書籍を執筆する
学んだ内容についての書籍を執筆するということは、読者との「生のやりとり」がないといった点を除けば、学んだ内容を誰かに教えるということとよく似ている。しかし、執筆の過程で自らの知識を確認せざるを得なくなるのである。また、うまくいけば、あなたの専門分野における認知度や露出度を高め、副収入を得ることもできるかもしれない。さらに、自分の名前が印刷されているのを見るのは最高の気分なのである。
#11:iPodを活用する
iPodは楽曲を聴くためだけのものではない。講義の再生もできるのである。あなたが学ぼうとしている分野のポッドキャストをiTunes Storeやその他のサイトから入手できないだろうか?iPodをいったん同期させておけば、旅行中や、順番待ちの最中にでも聴くことができるようになる。あるいは、CDをiPodに取り込んでみてはどうだろうか?(*)そうすることで、車にCDを積んでおく必要も、それらを紛失したり傷付けたりするおそれもなくなるのである。
#12:ものごとを細分化する
「象を食べるための方法とは?」というなぞなぞがある。その答えは、「一口ずつ食べる」というものだ。学習教材のオーディオファイルが長時間におよんでいる?こういった場合、Audacityといったオーディオ編集ソフトウェアを使い、ファイルを分割することを検討してみてはどうだろうか?(*)このようにすることで、長時間におよぶファイルではなく、より記録時間の短いファイル内で巻き戻し処理が行えるようになるため、重要なポイントをより簡単に繰り返して再生できるようになるのである。
* こういった提案を実行に移す際には、著作権を侵害しないよう注意して行ってほしい。
この記事は海外CBS Interactive発の記事をシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。 原文へ