#5:学んだ知識を実際に使う
学んだ知識を忘れないようにするには、それを実際に使ってみるのが一番である。学んだことを使えるような業務に就いていないのであれば、そういった業務に就くことができないか、上司に相談してみるべきである。あるいは、自ら率先してそういったプロジェクトに志願してみるのも手である。こういったことを実践することで、知識の強化を図るとともに、あなたをひときわ目立つ存在にすることもできるのだ。
#6:学んだことを教える
何かを修得する最善の方法は、それを誰かに教えることである。なぜなら、何かを教えるには、その内容を知っているだけではなく、それについて上手に説明できる必要があるからだ。講義や勉強会の準備をすることで、新たに学ぶ必要のある分野の存在に気付くはずである。さらに、実際に教えている最中に、その内容についてさらに考えさせられるような質問を受けることもあるだろう。
#7:学んだ結果を誰かに見てもらう
「継続は力なり」という格言がある。しかし実際には、誰かに見てもらい、間違いを正してもらわなければ、継続は力にならず、単なる繰り返しに終わってしまうおそれもあるのだ。定期的に、その分野に詳しい人に学習成果を見てもらうようにすべきである。そういった人は、特別な助言をしてくれたり、あなたの誤解を正してくれたりすることもあるのである。
#8:現実的な目標を設定する
自らの目標を設定し、それを書き出しておくことで、学んでいることを修得できる可能性が高まるのだ。また、現実的な目標を設定することで、やる気を萎えさせないようにしつつ、達成に向けた「やる気」を引き出してほしい。そして、目標達成の暁には、書き出したものをバツ印で消すのである。