オフィスビル向けの省エネソリューションをネットワンパートナーズが発売

ZDNet Japan Staff

2009-12-01 12:17

 ネットワンシステムズのグループ会社であるネットワンパートナーズは12月1日、オフィスビル向けの省エネソリューション「CFMS by BX-office」を同日より発売すると発表した。照明や空調の管理を一元化することで、オフィスビルにおけるエネルギー使用量を可視化し、企業の省エネ対策を可能にするという。

 CFMS by BX-officeは、これまでIPネットワーク上で制御していた業務系ネットワークと、オフィスの照明や空調などを管理していた設備系ネットワークの統合管理を行う。シスコシステムズ合同会社のルータ「ISR2800シリーズ」と、ユビテックの「BX-officeシリーズ」を組み合わせることで、両ネットワークの統合管理が可能となる。管理者は、GUI画面から遠隔制御や一元制御ができる。

 また、人感センサやオフィススケジューラとの連携も可能で、例えば人が入室すると自動的に照明や空調のスイッチが入り、退出すると自動的にスイッチが切れるといった省エネへの取り組みができる。さらに、東京都の環境確保条例に則した報告書の自動生成や使用状況のグラフ化など、レポート機能も備わっている。

 CFMS by BX-officeの価格は、標準パッケージの場合で300万円から。システム構築費用や電気工事費用、保守費用は別途見積もりが必要となる。ネットワンパートナーズでは、今後3年間での販売目標を3000台と見込んでいる。

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