#5:時々は従業員の自由にさせる
明確なポリシーを規定しておくとともに、ある種の柔軟な運用を許す必要がある。クリスマスが近くなると、オンラインショッピングを行う従業員が出てくるだろう。また、March Madness(訳注:全米大学体育協会が主催する男子バスケットボールの大会)の期間中には、試合経過をチェックする従業員も出てくるだろう。こういった行動をある程度大目に見なければ、従業員の反感を買う場合が出てくるはずだ。ポリシーの適用において、例外を一切認めなければ、ある時期における、あるいは特定の従業員層における離職率が高まるおそれもある(ちなみに、年配の従業員よりも若い従業員の方が、こういったポリシーを問題だと捉えがちである)。
ほどよいバランスを見つける
ここで「すべては相対的なものである」という格言と、「何事もほどほどに」という格言を思い出してもらいたい。従業員のウェブ閲覧が問題となるのは本当のところ、実際の仕事に悪い影響がもたらされる場合である。それはウェブ閲覧にかまけることで起こる場合もあれば、危険な、あるいは不適切なサイトにアクセスすることで起こる場合もあるだろうう。あなたは雇用者として(あるいはマネージャーとして)、従業員のウェブ閲覧を統制するうえで、過剰と不足の間で微妙なバランスをとるようにしなければならないわけである。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。