#10:人はとても素晴らしいアイデアを持っている
筆者はITプロフェッショナルとして働いていた頃、エンドユーザーのPCの作業をしている最中に素晴らしいアイデアを何度か耳にしたことがある。そうしたアイデアは管理者や最高経営責任者(CEO)に提案されていたわけではなく、「現場のものごとを解決」する方法として会話に上っただけだった。それらのなかにはとても素晴らしい(そして実際に「現場のものごとを解決」できる)ものもあった。筆者は、アイデアを耳にした際に、そのアイデアを述べた従業員に対して、管理者に提案するよう勧めたことが何度かある。そして最終的に採用になったアイデアもあった。筆者が学んだのは、他者の提案に常に耳を傾けるということだ。テクノロジ恐怖症の人であっても、あなたが考えもしなかった問題解決策を着想するきっかけを与えてくれるかもしれない。
学びに終わりはない
IT業界での経験を積めば積むほど、テクノロジや自分自身、そして人というものに関してより多くのことを学ぶようになる。IT業界で働くというのは、人間の本性の最も良いところと最も悪いところを学ぶ素晴らしい方法とも言える。最も良いところに目を向けるようにしてほしい。そうすれば、日常的に目にできるようになるはずだ。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。