AGC(旧:旭硝子)では、日本・アジアの拠点に設置されたPCを管理するソフトウェアのサポート切れへの対応が急務だった。また、Windows 10の導入や働き方改革を進めていく上でセキュリティ強化も求められていた。
こうした課題について、既存システムの最新版の導入も検討したが、アプリケーションへのパッチ配布を検討しなければならず、ネットワークに掛かる負荷を分散させるために中継サーバを設置する必要があることが判明した。
アジア各地で中継サーバの設置や現地スタッフとの調整を行うには、コストと工数と時間が掛かるため、別の方法を模索。その結果、Ivantiが提供するエンドポイント管理ソフト「Endpoint Manager」、セキュリティパッチ管理ソフト「Patch for Endpoint Manager」、PC操作ログ管理ソフト「Endpoint Security Audit」を導入するに至った。
AGCでは、PC管理だけでなく、OSやアプリケーションへのパッチ適用を自動化することで、脆弱対策を強化できた評価する。また、マルウェア検知から対象PCを特定するまでの時間も大幅に削減したとしている。