日本ビジネスシステムズ(JBS)は、「SAP S/4HANA」への移行に際し、「SAP HANA Enterprise Cloud with Azure」を活用し短期間でのマイグレーションを目指すと発表した。5月からプロジェクトを開始している。
同社は独立系システムインテグレーターで、これまで2001年よりオンプレミス型のERP(統合基幹業務システム)である「SAP Business Suite」を運用していた。今回のマイグレーションは自社をリアルショーケースとする目的もある。
「SAP HANA Enterprise Cloud」を「Microsoft Azure」で提供する統合サービス「SAP HANA Enterprise Cloud with Azure」を選択するメリットとして、SAP のベーシス/インフラの管理がクラウドで行えることや、「Microsoft Azure」の堅牢性を享受できることなどが挙げられている。また、マイクロソフトのソリューションを得意とする自社の強みを活かせることも採用のポイントとなった。