Microsoftは米国時間9月4日、クラウド移行を手がけるMovereを買収したと発表した。買収条件は明らかにされていない。Movereは2008年に創業され、以前はUnified Logicとして知られていた。ワシントン州ベルビューを拠点としている。
Microsoftのブログ記事によると、Movereは、顧客の既存のアプリケーションやインフラを「Azure」に移行させるというMicrosoftの戦略に適合するという。Azure Management担当パートナーディレクターのJeremy Winter氏はブログ記事の中で、同社のディスカバリー機能やアセスメント機能は、「『Azure Migrate』や当社の統合パートナーソリューションを補完し、当社の顧客にとって移行をより容易なプロセスにする」と説明した。
Movereは自社のソリューションを、「IT環境全体を1日以内に正確に描き出すとともに、企業の成長や変革、IT分野での最適化に伴って必要となる企業環境に関する可視性と統制に向けた自信を、プラットフォームやアプリケーション、地理的状況に関わらずもたらすことで、ビジネスインテリジェンスを強化する」ためのSaaSプラットフォームだと説明している。
MovereはMicrosoftの認定Goldパートナーであるとともに、「AWS Advanced ISV Partner for Migration」となっている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。