オラクルのマーク・ハード共同CEOが死去

ZDNET Japan Staff

2019-10-19 13:09

 Oracleの共同最高経営責任者(CEO)Mark Hurd氏が死去した。62歳だった。同氏は9月より、健康上の理由で休職しており、もう1人の共同CEOであるSafra Catz氏と、共同創業者で最高技術責任者(CTO)Larry Ellison氏が同氏の業務を担っていた。

Oracle CEO Mark Hurd
Mark Hurd氏

 Ellison氏は声明で、Hurd氏について「かけがえのない友人で、信頼できる同僚だった」とし、「才能あふれ、愛されるリーダーを失った」と悼んだ。

 Hurd氏は2010年にHewlett-Packard(HP)からOracleに移籍し、2014年よりOracleの共同CEOを務めていた。同氏の在任中、Oracleはクラウド事業の拡大を積極的に進めてきた。HPではCarly Fiorina氏の後任としてCEOに就任し、同社の経営を安定させた。セクシュアルハラスメント騒動でHPのCEOを辞任した後、Ellison氏がHurd氏を雇用した。

 HPに加わる前には、NCRで2年間CEOを務めた。同社では複数の役職を担当していた。

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. セキュリティ

    AIサイバー攻撃の増加でフォーティネットが提言、高いセキュリティ意識を実現するトレーニングの重要性

  2. 運用管理

    メールアラートは廃止すべき時が来た! IT運用担当者がゆとりを取り戻す5つの方法

  3. セキュリティ

    ISMSとPマークは何が違うのか--第三者認証取得を目指す企業が最初に理解すべきこと

  4. ビジネスアプリケーション

    中小企業のDX奮闘記--都市伝説に騙されずに業務改善を実現したAI活用成功譚

  5. セキュリティ

    「どこから手を付ければよいかわからない」が約半数--セキュリティ運用の自動化導入に向けた実践ガイド

ZDNET Japan クイックポール

所属する組織のデータ活用状況はどの段階にありますか?

NEWSLETTERS

エンタープライズコンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]