NTT東日本 ネットワーク事業推進本部 高度化推進部は、「Nutanix Enterprise Cloud OS」と「OpenStack」を用いてプライベートクラウド基盤を構築した。現在、約300人が在籍する同部内で、30テナントおよそ200の仮想マシン(VM)が同基盤上で稼動している。製品提供と導入支援は日商エレクトロニクスが行った。
同部によると、以前は予算調整から構築まで3〜5カ月ほどかかっていたところ、導入後は意思決定から1〜2週間ほどで検証環境が用意できるようになった。
同部では、数年先を見据えたサービス作りや新たな領域における研究開発のため、迅速かつ柔軟に試行錯誤できる開発基盤を利用してきたが、プロジェクトごとに検証環境を構築していたため運用管理の負担が大きく、また環境整備に時間がかかっていた。そこで検証環境を統合するため今回のプライベートクラウド基盤が構築された。