インターネットイニシアティブ（IIJ）は、企業の情報システム部門に代わってITインフラに関わる業務と資産調達をまるごと請け負う新たなソリューションとして「ストラテジックITアウトソーシング」の提供を開始した。
同ソリューションは、ITインフラの戦略立案・企画検討から調達、構築、運用まで、情報システム部門の役割をまるごと請け負うもの。顧客からの要望に応じてITインフラのシステムや役務を提供してきた従来型のアウトソーシングサービスとは異なり、情報システム部門の業務全般を代行する体制を提供し、顧客との契約で設定した「年間ITコストの削減」などのKPI（重要業績指標）にコミットする新しいかたちの戦略的アウトソーシングとなる。
ストラテジックITアウトソーシングの導入効果イメージ
ストラテジックITアウトソーシングの対象範囲
同ソリューションを通じて、IIJが事業目標、KPI達成にコミットメントすることで、顧客企業はITインフラに関わる業務から解放され、デジタル変革の推進やITを活用した新事業創出など、本来強化すべきコア業務に注力できる。また、提供するITインフラおよびサービスの運営業務全般をIIJが代行するので、システム全体の安定稼働および可用性が担保され、顧客の業務負担が軽減される。さらにITインフラ環境の標準化、利用サービス・製品選定および調達の一元化、運用自動化により、提供範囲におけるシステム維持/運用のコストが最適化され、顧客と合意した比率で、継続的に年間コストを削減する。
同ソリューションの価格は、利用企業が扱うシステムの範囲やIIJが担う業務の範囲に応じた個別見積りとなっている。
