米FRBでシステム障害、「オペレーション上のエラー」が原因

Stephanie Condon (Special to ZDNET.com) 翻訳校正: 緒方亮 吉武稔夫 (ガリレオ)

2021-02-25 13:12

 米連邦準備銀行(FRB)で米国時間2月24日にシステムが停止し、一時的にすべてのサービスが中断して、金融機関の電子的な資金移動ができなくなった。障害が最初に判明したのは米国東部時間午前11時15分ごろで、FRBのステータスページによると、FRBのオペレーション上のエラーが原因だった。

 FRBによると、「支払い期日に影響が出ていることが確認された」という。

 午後2時17分には「Central Bank」アプリケーションへのアクセスが復旧したという。

 午後2時32分には「FedCash Services」へのアクセスが復旧。

 午後2時57分時点で「FedACH」のファイル処理が再開された。FedACHはFRBの重要な自動資金決済(ACH)サービスだ。FRBによると、サービス復旧により、以降のファイルについては顧客に受領確認が届くはずだが、ファイルのバックログについては、処理を完了するのに時間がかかるという。

 その後も同日夕刻にかけて、各サービスが順次復旧した。

この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ZDNET Japan クイックポール

所属する組織のデータ活用状況はどの段階にありますか?

NEWSLETTERS

エンタープライズコンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]