米連邦準備銀行(FRB)で米国時間2月24日にシステムが停止し、一時的にすべてのサービスが中断して、金融機関の電子的な資金移動ができなくなった。障害が最初に判明したのは米国東部時間午前11時15分ごろで、FRBのステータスページによると、FRBのオペレーション上のエラーが原因だった。
FRBによると、「支払い期日に影響が出ていることが確認された」という。
午後2時17分には「Central Bank」アプリケーションへのアクセスが復旧したという。
午後2時32分には「FedCash Services」へのアクセスが復旧。
午後2時57分時点で「FedACH」のファイル処理が再開された。FedACHはFRBの重要な自動資金決済(ACH)サービスだ。FRBによると、サービス復旧により、以降のファイルについては顧客に受領確認が届くはずだが、ファイルのバックログについては、処理を完了するのに時間がかかるという。
その後も同日夕刻にかけて、各サービスが順次復旧した。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。