UiPathは、ファミリーマートがRPA(ロボティックプロセスオートメーション)基盤「UiPath」を導入したと発表した。
同社では導入後、50以上のロボットを基幹システムなどと連携して稼動させている。これらのロボットは、「Google Workspace」の各種業務のほか、全国の各店舗に対する定型分析レポート配信のための、データの集計、分析、加工、送信業務などを担っている。
これにより、分析対象の店舗を複数条件に沿って抽出し、リストアップする業務に関して、約1日かけて行っていた作業が1時間で完了するようになり、担当者はフォロー業務に回れるようになった。
UiPathの選定理由についてファミリーマートは、同社が標準コミュニケーション/コラボレーションツールとして採用しているGoogle Workspaceとの高い親和性や、国内外での豊富な導入実績、ワークフロー開発が容易なことを挙げている。
また、スモールスタートから柔軟に始められる拡張性や、リモートワーク環境下でも効率的にロボットを管理できる「UiPath Automation Cloud」の機能なども高く評価した。さらに、無料のオンライン学習サービス「UiPathアカデミー」も大きな選定ポイントになったという。