エクイニクス・ジャパンは5月18日、企業のエッジコンピューティング環境をサポートするための複数の新サービスを提供すると発表した。同日から順次サービスを開始していく。
同社は、仮想ネットワークの機能をオンデマンドに構築・運用できるサービス「Network Edge」を4月に開始(大阪では2021年第4四半期)し、6月にはオンデマンドのベアメタル機能を提供するエッジサービス「Equinix Metal」の提供も予定(大阪は2022年)している。
新たなサポートサービスは、Network EdgeとEquinix Metalの導入や運用を支援する「Network Edgeサポートサービス」「Equinix Metalサポートサービス」と、SDN(ソフトウェア定義によるネットワーク)ベースのインターコネクションサービスの設定をサポートする「Equinix Fabric接続設定サービス」、時刻同期のサポートをする「Equinix Precision Timeサポートサービス」の4種類。Equinix Metalサポートサービスは7月1日から、それ以外は5月18日から提供する。
Network Edgeサポートサービスでは、初期設定や構成をリモートで支援する「Network Edge Enabled Support」と、初期導入に加えて運用管理・監視もマネージドで行う「Network Edge Extended Support」の2つのメニューを用意する。
Equinix Metalサポートサービスでは、OSの初期インストールとセキュリティ設定を行う「Equinix Metal Enabled Support」、初期導入と運用管理・監視もマネージドで行う「Equinix Metal Extended Support」の2種類を予定する。
Equinix Fabric接続設定サービスでは、必要に応じて迅速にSDNベースのインターコネクションを設定でき、パブリッククラウド(AWS、Azure、IBM Cloud、Oracle OCI、Google Cloud、ニフクラなど)に対応する。Equinix Precision Timeサポートサービスは、「Time as a Service(サービスとしての時刻)」機能を数分で導入できるとする。