IBM、伊セキュリティベンダーのCrossIdeasを買収

Liam Tung (Special to ZDNET.com) 翻訳校正: 編集部

2014-08-01 11:23

 IBMは米国時間7月31日、イタリアのセキュリティベンダー、CrossIdeasを買収した。同社はクラウドおよびオンプレミスコンピューティングにおけるアイデンティティ管理とアプリケーションやデータへのアクセス管理を通じて、企業コンプライアンスを強化するツールを提供している。買収条件は公表されていない。IBMの最近の買収例では2013年のTrusteeの10億ドルの大型買収が知られているが、2011年創業のCrossIdeasを買収するなど、このところセキュリティ事業強化に余念が無い。

 CrosIdeasは、顧客企業における詐欺、職務権限の不整合、業務上の人的ミスの削減に取り組んできた。同社のシステムの特色は、全社的に利用されるアプリケーションのアクセス権限を明確化したアイデンティティ管理を可能にするインテリジェンスダッシュボードだ。監査役、リスクマネージャー、コンプライアンスマネージャーは、これによってアクセスリスクや職務分掌を評価できる。

 IBMはセキュリティ専業ベンダーの犠牲の上に企業向けセキュリティ市場で躍進してきた。Gartnerが最近示した数字をみると、2013年の売上高は前年比20%増の11億4000万ドルで、SymantecとMcAfeeに次いで世界3位の売上規模になった。IBMが2014年初めに発表した「IBM Trust Protection System」と「Critical Data Protection Program」は、過去2年間における社内投資とTrusteer、Q1 Labs、Guardian、Ounce Labs、Watchfire、Fiberlink/MaasS360といった企業買収の成果の集大成であった。また、IBMは企業に対するトラフィック攻撃を回避するために、コンテンツディストリビューションネットワークのAkamaiと提携している。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. セキュリティ

    2027年開始のSCS評価制度にも対応。「業務を止めない」ファイル暗号化の最適解

  2. セキュリティ

    Gmail標準機能だけでは防げない誤送信・なりすまし。操作性を変えずに組織のメール統制を固める方法

  3. セキュリティ

    製造業の情報漏洩をどう防ぐ?CADデータ・USB運用・ネットワーク分離環境のセキュリティ強化を解説

  4. セキュリティ

    AIを武器化する攻撃者にどう立ち向かうか。1,000名のリーダー調査で迫る「5つのリスク防御論」

  5. ビジネスアプリケーション

    なぜAIエージェントはPoCで停滞するのか? 本番稼働を実現する統合アプローチを解説

NEWSLETTERS

エンタープライズコンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]