ブロケードコミュニケーションズシステムズ、マイクロソフト、NTTコミュニケーションズ(NTT Com)の3社は2月8日、広域ファイルサービス(WAFS)統合ソリューションの実現に向けた共同検証を開始した。検証作業は2月末まで実施する。NTT Comは、得られたデータを参考にして、オンデマンドホスティングサービス「AGILIT」のメニューとしてWAFSを提供する予定だ。
検証は、NTT Comの施設を統合拠点として、全国展開している同社の広域網を使って実施する。ブロケードのWAFS製品「Tapestry WAFS」とマイクロソフトのストレージ用サーバ「Microsoft Windows Storage Server 2003」を分散拠点に配備し、拠点間の帯域や距離、使用するファイルサイズなどを変えながら、通信処理に関する実測値を集める。3社では「(顧客への)WAFS統合ソリューション提案時に(収集したデータを)活用する」としている。
なお、検証内容の詳細と結果は、ブロケードのウェブサイトで公開する。