日立と加賀電子、ネットツーコムが位置検知ソリューション事業で協業

CNET Japan Staff

2006-10-06 18:34

 日立製作所、加賀電子、およびネットツーコムの3社は10月5日、位置検知ソリューション事業における協業で合意したことを発表した。

 今回の協業で3社は、日立とネットツーコムが、日立の無線LAN位置検知システム「日立 AirLocation」(エア・ロケーション)と、ネットツーコムが開発し加賀電子が販売する多機能無線IP携帯端末「WiPCom1000」(ウィプコム1000)を連携させた位置検知ソリューションの開発を行う。また、日立と加賀電子は同ソリューションを共同の販売促進する。

 日立 AirLocationとWiPCom1000の連携による無線LAN位置検知システムを用いることで、通話やデータ通信、RFIDリーダ/ライタによる商品の在庫管理、情報端末の位置の検知などが、1つの端末で可能になる。

 たとえば、食品倉庫内の製品に貼り付けたICタグに、WiPCom1000のRFIDリーダ/ライタ拡張機能を用いて仕入日時などの情報を記録し、その位置情報を検知・蓄積することができ、特定の日時に仕入れられた製品の位置の検索が可能になることから、収集したデータを品質管理等に活用することができる。

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. クラウドコンピューティング

    生成 AI の真価を引き出すアプリケーション戦略--ユースケースから導くアプローチ

  2. セキュリティ

    セキュリティ担当者に贈る、従業員のリテラシーが測れる「情報セキュリティ理解度チェックテスト」

  3. セキュリティ

    マンガで解説、「WAF」活用が脆弱性への応急処置に効果的である理由とは?

  4. セキュリティ

    クラウドネイティブ開発の要”API”--調査に見る「懸念されるリスク」と「セキュリティ対応策」

  5. セキュリティ

    5分で学ぶCIEMの基礎--なぜ今CIEM(クラウドインフラストラクチャ権限管理)が必要なのか?

ZDNET Japan クイックポール

所属する組織のデータ活用状況はどの段階にありますか?

NEWSLETTERS

エンタープライズコンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]