日立、北陸先端大で無線IP電話による位置検知システムを稼働開始

ニューズフロント 2006年03月22日 13時38分

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

 日立製作所と北陸先端科学技術大学院大学は3月22日、無線IP電話によって人の位置を測定するシステムの稼働を北陸先端大学内で開始すると発表した。日立の位置検知システム「日立AirLocation」と、NTTドコモの無線IP電話機能付き携帯電話を組み合わせ、システムを構築した。

 日立AirLocationは、IEEE 802.11b準拠の無線LAN対応端末の位置を特定できるシステム。到来時間差(TDOA)測定に基づく三辺測量を行うことで、誤差を1m〜3mに抑えている。位置検出可能な範囲は、オフィスでは30〜50m、工場では60〜100mという。

 稼働するシステムは、建物各階の廊下やエレベータホールに設置されたアクセスポイントに携帯電話からの電波を受信する専用ボードを搭載し、携帯電話に定期的にパケットを送信して位置を測定する。IEEE802.11bに準拠した携帯電話であれば、特別なハードやソフトをインストールすることなく、持ち主の人の位置を測定可能な端末として利用できる。

 無線IP機能付き携帯電話を持つだけで、キャンパス内における人の所在を確認できるため、学生の出欠確認などが簡単に行えるようになるという。今後は、大学などの構内における実運用とあわせ、さまざまなアプリケーション開発を実施していく予定だ。

 また、北陸先端大学知識科学教育研究センターでは、工場や倉庫向けの同システムを用いた作業効率化に関する研究を進める。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
関連キーワード
クラウド基盤

関連ホワイトペーパー

SpecialPR

連載

CIO
ハードから読み解くITトレンド放談
大木豊成「仕事で使うアップルのトリセツ」
研究現場から見たAI
ITは「ひみつ道具」の夢を見る
内製化とユーザー体験の関係
米ZDNet編集長Larryの独り言
今週の明言
「プロジェクトマネジメント」の解き方
田中克己「2020年のIT企業」
松岡功「一言もの申す」
林 雅之「デジタル未来からの手紙」
谷川耕一「エンプラITならこれは知っとけ」
Fintechの正体
内山悟志「IT部門はどこに向かうのか」
情報通信技術の新しい使い方
三国大洋のスクラップブック
大河原克行のエンプラ徒然
コミュニケーション
情報系システム最適化
モバイル
通信のゆくえを追う
セキュリティ
企業セキュリティの歩き方
サイバーセキュリティ未来考
セキュリティの論点
ネットワークセキュリティ
スペシャル
Gartner Symposium
企業決算
ソフトウェア開発パラダイムの進化
座談会@ZDNet
Dr.津田のクラウドトップガン対談
CSIRT座談会--バンダイナムコや大成建設、DeNAに聞く
創造的破壊を--次世代SIer座談会
「SD-WAN」の現在
展望2017
IBM World of Watson
de:code
Sapphire Now
VMworld
Microsoft WPC
HPE Discover
Oracle OpenWorld
Dell EMC World
AWS re:Invent
AWS Summit
PTC LiveWorx
古賀政純「Dockerがもたらすビジネス変革」
さとうなおきの「週刊Azureなう」
誰もが開発者になる時代 ~業務システム開発の現場を行く~
中国ビジネス四方山話
より賢く活用するためのOSS最新動向
「Windows 10」法人導入の手引き
Windows Server 2003サポート終了へ秒読み
米株式動向
実践ビッグデータ
日本株展望
ベトナムでビジネス
アジアのIT
10の事情
エンタープライズトレンド
クラウドと仮想化