マカフィーは10月4日、企業向けのゲートウェイアプライアンス「Mcafee Secure Content Management(SCM)4.0 Appliance」5製品を発表した。従来のWebShield Applianceの後継製品となる。
今回発表されたのは中小企業向けのSIG3100とSIG3200、大企業向けのSMG3300、SWG3300、SWG3400の5機種。
![]() 「ショッピングリストは言えない」加藤孝博社長 |
中小企業向けのSIGは、Secure Internet Gatewayの略であり、ウェブとメールの両方のセキュリティを維持する。スパイウェア、ウェブとメールの両方から侵入するウイルス、迷惑メール(スパム)、フィッシング、メールでのコンテンツフィルタリングなどへの対策機能がある。SIG3100とSIG3200では対応できるノード数に違いがあり、SIG3100は500ノードまで、SIG3200が1000ノードまでとなっている。
大企業向けのSMG(Secure Messaging Gateway)はメール関連のセキュリティを維持し、SWG(Secure Web Gateway)はウェブ経由のセキュリティを維持する。SMGは、メールで侵入するウイルス、フィッシング、メールのコンテンツフィルタリング、スパムへの対策機能を有し、SWGは、ウェブ経由で侵入するウイルスやスパイウェア、フィッシングなどへの対策機能を搭載している。SWG3300は5000ノードまで、SMG3300は4000ノードまで、SWG3400は1万ノードまで、それぞれ対応する。
大企業向けのSMGとSWGは、マカフィーの統合管理ツールであるePolicy Orchestrator(ePO)で集中管理することができる。また中小企業であるSIGは、アプライアンスにePOが組み込まれているために、統合管理ツールを別途購入する必要がない。
SIGとSWGは、URLフィルタリングモジュールをオプションで購入できるが、ノード数と契約期間によって購入金額が変わる。例えばノードが50〜99で契約期間が1年なら3180円だが、2年では5400円になる。SIGとSWGで採用されるURLフィルタリングは、米Secure ComputingのSmartFilterのデータが採用されている。
SCMの前身となるWebShieldでのスパイウェア対策性能は、およそ200種類のスパイウェアに対応するのみだったが、SCMでは、同社のスパイウェアソフト「Mcafee Anti-Spyware Enterprise」と同様の4700以上に対応しているという。またSCMでは、WebShieldよりも「HTTPスキャン性能は劇的と言ってもいいくらいに向上しており」(マーケティング本部の若松信康氏)、従来の6倍となる最大200Mbpsまでに上がっているとマカフィーでは説明している。
SIG3100とSIG3200はノード数ごとに価格が異なり、SIG3100は50ノードまでで65万円、SIG3200は51〜100ノードまでで150万円。SMGとSWGはノード無制限であり、SMG3300とSWG3300は325万円、SWG3400は400万円となっている。10月21日から出荷される。
SCMの概要説明の前に、加藤孝博社長が米McAfeeの近況を説明。McAfeeは2003年に米IntruVert Networks、米Entercept Security Technologies、米Deersoftを、2004年に米Foundstoneを買収したことに触れ、「McAfeeはセキュリティに焦点を絞って企業を買収してきた」と説明し、「2006年中にもセキュリティに関連する企業を買収する」との見通しを明らかにしている。
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