McAfeeは米国時間29日、「Secure Messaging Service for Small Businesses」と「Secure Messaging Service for Enterprises」の2種類の電子メール・セキュリティサービスの提供を開始したと発表した。これにより、McAfeeは、 ホスティング型の企業向け電子メールセキュリティサービス市場に参入したことになる。この市場では既にMessageLabsやMX Logicなど、多数の企業が事業を行っている。新サービスを利用する企業の電子メールは、McAfeeやPostiniの技術によってフィルタリングされる。ここでスパムやウイルスを含む電子メールは隔離され、残りの電子メールはユーザーの元に届けられる。
2種の新サービスは、Postiniが提供するホスティング型の電子メール・スキャニングソフトをベースに開発された。2社は以前から提携関係にあり、Postiniは自社の電子メール・スキャニングサービスでMcAfeeのウイルス対策技術を利用している。McAfeeは、2004年に提供開始した小規模企業向けの電子メールセキュリティサービス「McAfee Managed Mail Protection」の顧客を、新サービスに移行する予定だと述べた。
この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ