ライトアップは6月8日、企業向けに、コンテンツ管理システム「Wiki」の構築サービス「Wuki」を提供開始した。ライトアップが独自にカスタマイズしたWikiを顧客のサーバ環境に構築し、初期設定、デザイン編集、マニュアルの提供などを行う。用語集/辞典サービスのほか、Wikiによる企業サイトや社内情報共有システムの運営、ユーザー参加型プロモーションの実施といった用途を見込む。
Wukiでは、日本語をエンコードしたURLを生成しないようにし、検索エンジン最適化(SEO)効果を高めたという。これに加え、コンテンツのカテゴリを階層化した。メインカテゴリの下にサブカテゴリを設け、詳細な分類を可能にしたという。コンテンツの50音順の索引なども生成できる。またコンテンツ中にほかのコンテンツの件名を記述すると、自動的にリンクを張る。
このほか一般ユーザー、登録ユーザー、管理者といった、ユーザーごとの権限管理機能を備える。ライトアップでは、企業サイトなどの構築に向け各種デザインテンプレートを提供する。
動作環境は、サーバの対応OSがLinux。データベースソフトに「Postgres 7」「MySQL 5」、アプリケーション実行環境に「JDK 1.4」以上を必要とする。料金は79万8000円から。オプションとして、さくらインターネットのホスティング・サービスを組み合わせて提供する。