ウイングアーク テクノロジーズは10月10日、業務文書をデータ化する同社のリッチウェブフォーム「StraForm-X」(ストラフォーム・エックス)で、日本オラクルの「Oracle Application Server 10g」に対応する「StraForm-Xサーバ基本モジュール」を同日から出荷すると発表した。将来は、SOA(サービス指向アーキテクチャ)でつながるデータ運用環境を提供したい考えだ。
Oracle Fusion Middleware製品群のプラットフォームであるOracle Application Server 10g上にStraForm-Xを実装することで、個別に運用されている雑多な業務帳票類の入力フローを “帳票入力サービス”として統一化することが可能になる。
また、今回の発表でStraForm-Xは、「Oracle BPEL Process Manager」のミドルウェアとして活用できるようになるため、各種パッケージソフトウェア、ホストなどあらゆるシステムとの連携が容易になるという。
価格は40万円から。StraForm-X基本モジュールの対応OSなどは以下の通り。
- 対応OS:Windows 2000 Server/Advanced Server、Windows Server 2003 Standard Edition/Enteprise Edition(64ビット版は除く)、RedHat Enterprise 3.0、AIX V5.3、HP-UX11i Ver2
- メモリ:512Mバイト以上(1Gバイト以上推奨)
- HDD:100Mバイト以上
- アプリケーションサーバ:Oracle Application Server 10g、IBM Websphere、Tomcat、BEA WebLogic Server