ウイングアークテクノロジーズは1月11日、業務文書のWeb化を実現するフォームアプリケーションサーバ「StraForm-X(ストラフォームエックス)」の新機能として、StraForm-Xで作成したWebフォームから入力されたXMLデータをデータベースに展開する「データトランジット機能」を同日より出荷すると発表した。
StraForm-Xは、紙やMicrosoft Excel/Wordなどの申請書、報告書のほか、あらゆる業務文書/帳票を、現在使用している仕様のままノンプログラミングでHTML化できるツール。入力したデータはXML仕様でサーバに蓄積されるため、柔軟な検索が可能になる。
今回発表されたデータトランジット機能を使うと、既存のビジネスアプリケーションで利用している入力画面をStraForm-Xで作成することで、XMLデータをStraForm-X側で管理できる。また、マスタデータのメンテナンス画面をStraForm-Xで作成し、データベースを更新することも可能。このように、既存システムに柔軟に展開できることが特長だ。
さらに、ウイングアーク製の集計レポーティングツール「Dr.SumEA(ドクターサム・イーエー)」と接続することで、データの高速な集計/分析も可能になる。データトランジット機能のオプション価格は、10同時ユーザーで10万円。上限の無制限ユーザーは50万円となる。