ウイングアーク テクノロジーズは8月22日、企業データを活用するための多次元集計検索エンジン・ソフト群「Dr.Sum EA」を拡充するとともに、スタンドアロン型で動作する新版「Dr.Sum Standard ver3.4」を出荷した。
Dr.Sum EAは、企業システム内のデータに対して動的なデータ集計を施し、PC上でデータを分析するためのソフト。2001年5月に「Dr.Sum Standard」を出荷して以来、4年間で1024社が1280本を導入した。特に2004年12月〜2005年6月の半年間は、300本以上の導入実績がある。
今回、Dr.Sum EAの製品ラインナップを整備した。また、Dr.Sum Standardシリーズにおいて、機能を修正および強化した新版Dr.Sum Standard ver3.4の出荷を開始した。各製品の概要は以下のとおり。
- Dr.Sum EA Advanced
2000万件までのデータマートを構築可能なコアエンジン。200万円(1サーバ、1CPU)から
- Dr.Sum EA Enterprise
複数のDr.Sum EA Advancedを統合して運用できる上位製品。800万円(1サーバ、1CPU)から
- Dr.Sum EA Advanced/同Enterprise
クライアントPC上で集計結果を表示するためのインターフェース。クライアントチャージは不要
- Dr.Sum EA ReportingServer
Dr.Sum EAに追加し、データ集計の利用範囲を拡げるサーバ製品。ウェブブラウザインターフェースを実現している。50万円(1サーバ、1CPU)から。クライアントチャージは不要
- Dr.Sum EA Visualizer
インタラクティブなグラフおよびチャートでデータを可視化し、ポータルを構築する。250万円(1サーバ、1CPU)から。クライアントチャージは不要
- Dr.Sum EA Synchronizer
Dr.Sum EAにデータベースとの同期機能を付加する。対応データベースは、Oracle database、Microsoft SQL Server 2003、IBM DB2。30万円(1サーバ)
- Dr.Sum Standard ver.3.4
80万円(1サーバ、1CPU)から。クライアントチャージは不要
- Dr.Sum Standard/同Print Edition ver.3.4
集計結果をPDF形式のレポートとして出力できる。130万円(1サーバ、1CPU)から 。クライアントチャージは不要