ウイングアーク テクノロジーズは1月17日、業務文書をウェブ化する製品「StraFormX」の最新バージョンとなる「ver.1.1」を出荷開始した。
StraFormXはExcelやWordのファイルだけでなく、紙を含むさまざま形式の業務文書から、ノンプログラミングでウェブフォームを生成できる。入力されたデータはデータベースと直接つながらず、いったんサーバにXMLデータを蓄積するという形をとっており、罫線などのフォーム部分と、入力されたデータ部分が分離されている。検索性が高く、業務現場の用途に合わせて入力項目を臨機応変に変更できるのが特徴だ。
最新バージョンでは、豊かな表現力と高い操作性をもつ「リッチウェブフォーム」を生成できるようになった。リッチウェブフォームは高機能で複雑な動きをHTMLとJavaScriptのみで実現しており、使用環境を選ばすにPCとブラウザだけで作業が可能となっている。また、エンターキーによる入力項目のフォーカス移動が可能になり、入力工数が削減されている。さらに入力制御、入力チェック、順次入力の誘導などができるようになっているほか、サーバへのファイル配置も簡易サーバデプロイによって可能となり、ブラウザからサーバの設定ができる。
価格は、デザイナ製品である「StraFormデザイナ」が1本20万円で、サーバ製品となる「StraFormサーバ基本モジュール」が10同時ログインで40万円となっている。いずれも、より大きい規模のパッケージは割安となる価格設定がされている。