インターコムは5月13日、ASP/SaaS型の遠隔サポートソフトウェアの新版となる「LAPLINK ASP 2」を6月27日から販売することを発表した。価格は1ライセンス年間21万円となっている。
LAPLINK ASP 2は、コールセンターやヘルプデスクなどのユーザーサポート担当者のPCから顧客のPCを遠隔操作して問題を解決するというもの。不特定顧客を持つコールセンターやヘルプデスクなどのサポートセンター向けに年間契約で提供される。LAPLINK ASP 2で提供される遠隔サポートサービスは、インターコムが運用する専用サーバからネット経由で行われる。導入企業とその顧客双方がネットに接続できる環境があれば、すぐに機能を利用できる。
LAPLINK ASP 2を導入するメリットは、(1)不特定多数の顧客へのサービス提供に最適な料金体系、(2)導入の容易さ――という2点になる。(1)は、サポート対象のPC台数や利用時間に関係なく定額で利用できるというもの。
(2)では、ユーザーサポートを行う企業は、自社ウェブサイトにサービス開始用のボタンを貼り付けるだけでサービスを提供できるようになり、導入する上での負担がほとんどないというものだ。顧客の側でもウェブサイト上のボタンをクリックするだけで必要な機能が自動的にダウンロードされ、即座にサポートを受けることができる。
遠隔サポートで懸念される情報漏洩や不正接続などを防止、機密を保護するための工夫の一つとして、遠隔サポートの開始が顧客側からのみ行えることが挙げられる。顧客はサポート担当者から不正に接続される心配がない。通信データは最大キー長256ビットで暗号化される。また、顧客側で操作されたくないアプリケーションプログラムの起動を禁止できたり、重要な情報が含まれるフォルダやファイルへのアクセスを禁止するなどの設定もできるようになっている。
今回の新版では、ユーザー企業からの要望に対応して、「ウィンドウタイトル変更」と「API連携」という2つのカスタマイズ機能をオプションとして用意。ウィンドウタイトル変更では、顧客側で表示されるウィンドウ画面のタイトルを自由に決めて表示できる。API連携を利用すれば、ほかの業務アプリケーションにリモートコントロール機能を組み込むことができるようになっている。
顧客満足度向上や他社との差別化を図るため、最近、アフターサービス充実に注力する企業が増加している。特にPCメーカーやISP、ソフトメーカー、システムインテグレーターなどの企業では、PCにかかわるトラブル解決や操作支援のために、サポート担当者のPCから顧客のPCを遠隔操作する方法が採られている。
そうした企業では、不特定多数の顧客に対してユーザーサポートを行う必要があるため、顧客がサポートを受けたいときにすぐにネット経由でサービスを利用できるASP/SaaS型の遠隔サポートソフトウェアに対して高いニーズがあると同社では説明している。
関連情報
-
インターコム、PC快適化ツール「SuperXP Utilities PRO 6」を発表 [From CNET Japan]
インターコムはPCのグリーンIT化や環境に優しい機能などを搭載したユーティリティソフト「SuperXP Utilities PRO 6」を発表、2月1日から販売を開始する。 - インターコム、データ変換を自動実行する「Biware EasyExchage」を販売へ
- インターコム、HDDの故障監視とバックアップをネットワーク経由で集中制御するソフト
- インターコム、Vista対応のPC環境改善ソフト「SuperXP Utilities Pro 5」 [From CNET Japan]
- インターコム、PCの物理メモリ上にRAMディスクを作成する「RAMDisk Tweaker」をダウンロード販売
- インターコム、ASPサービス用サイト「インターコムASPステーション」を開始
- インターコム、銀行・証券会社向けにスパイウェア対策ソフトをASPで提供
- インターコム、応研や弥生の給与ソフトと連携する給与明細配信システム
- インターコム、総合セキュリティASPサービスの最新版を提供開始--ISP、ECサイト向けに
- インターコム(台東区)
「ガバナンス・運用管理」 の新着情報
-
「バックアップ・トゥ・ザ・フューチャー」を実現するために--EMC、重複除外の重要性を語る
EMCジャパンは、データの重複除外に関する説明会を開催し、バックアップシステムと重複除外のあるべき姿について語った。 - 日本IBM、クラウド環境構築セット「CloudBurst V1.2」を発表
- 三井住友銀行、投資銀行部門のEUC基盤でセキュリティ対策強化
- 富士ゼロックス、プリンター管理の統合ソフトを発表--運用管理を低減
- シマンテック、SMB向けバックアップ製品を発表--パートナー戦略も強化
- ガバナンス・運用管理 一覧へ »
「ソフトウェア」 のバックナンバー
-
インフォア、“二重帳簿なIFRS”に対応する「複数元帳」機能を提供へ
日本インフォア・グローバル・ソリューションズは、国際会計基準(IFRS)に対応したコンポーネント「Infor Advanced General Ledger(AGL)」を発表した。出荷開始は2010年2月末を予定している。 -
「Thunderbird 3」のリリース候補第1版、来週にも公開へ
-
Mac用仮想化ソフトの最新版「Parallels Desktop 5 for Mac」がリリース
-
「Firefox 3.6」は当初の予定通り12月にリリース--モジラ幹部が明言
-
富士ゼロックス、プリンター管理の統合ソフトを発表--運用管理を低減
- ソフトウェア 一覧へ »
企画特集
-
100万円で実現!中小企業の情報漏えい対策
中小企業の課題!?セキュリティ管理者不在でも大丈夫 -
【最終警告】パンデミック対策特集
サービス品質を保証するためのリスクマネジメントとは -
―エン・ジャパン厳選求人☆毎週更新―
ハンゲームの社長が語る・人材とサービスの在り方 -
大丈夫?あなたの会社のセキュリティ対策
中堅・中小企業のネットワーク・セキュリティを考える -
進むストレージ環境の見直し
仮想環境に最適なiSCSIストレージLeftHandのメリット -
求めているのはSIerのエンジニア!!
連載インタビュー第1話、グリーCTO藤本氏が語る -
最大32個のセンサーが電力を徹底管理!
『省エネ性能』追求HPx86サーバー徹底レビュー -
企業ITシステムの企画、構築、運用のイロハ
戦略的なITシステムのために、今考えるべきポイント -
マネジメントの「コラム」と「コネタ」
今日のキーパーソンは誰? -
J-SOX法制定により内部統制の整備が急務に
重要性高まるActive Directoryの課題と対処法を公開中 -
情報漏えいを食い止める!
証跡としての信用力を高めるメールアーカイブとは? -
急増するオンライン犯罪への解決策!
オンラインサービス保護ソリューション -
VMware OEMベンダー6社を独占インタビュー
IBM、HP、NEC、DELL、日立、富士通のVMwareの取り組み
-
13. ソースチェック
この4分間のビデオでは、Intel Parallel Studioの一部であるIntel C++コ... -
14. OpenMP 3.0
この3分間のビデオでは、Intel Parallel Composerで利用可能なOpeMP 3.0...
新着企業動向
-
山なみ景観を守れ!建築物に新たなデザイン規制を導入 「山すそ景観保全策」への意見を募集
箕面市役所 -
情報セキュリティソリューションセミナー(中国特集)
NRIセキュアテクノロジーズ -
【EMC Mail News】 初期投資ゼロ!月額使用料金だけで利用できる「Avamar従量課金パッケージ...
EMCジャパン -
WisePoint
ファルコンシステムコンサルティング - 企業動向一覧へ»
