インターコムは8月1日、銀行・証券会社などを対象に、ネットバンキングやネットトレーディングの利用者を対象にしたスパイウェア検出・駆除のASPサービスを開始した。初年度で10社から15社の販売を目指す。
同サービスでは、銀行や証券会社などのユーザーに対して、スパイウェア検出・駆除ツールをオンラインで提供する。そのため、ネットバンキングやネットトレーディング実行前にスパイウェアの検出および駆除が可能となる。
これにより、ユーザーは安心してサービスを利用することができ、銀行や証券会社は信頼性の高いサービスを素早く提供可能になる。
スパイウェア検出・駆除ツールとしては、韓国のセキュリティソフトベンダーであるアンラボの「AhnLab SpyZero」を使用する。パターンマッチング方式に加え、ヒューリスティック方式による検出も実施し、新たに発生するスパイウェアに対しても高精度な検出を行えるのが特徴。