インターチャネルは4月1日、アンラボが開発したスパイウェア駆除専用ソフト「スパイゼロ2006」を発売すると発表した。発売日はパッケージ版が6月3日、ダウンロード版は4月下旬の予定だ。
「スパイゼロ2006」は韓国の各種ポータルサイトにてASPサービスとして採用、大手コミュニティポータルを中心に提供され、約100万人のユーザーに利用された製品。すでにパソコンに侵入しているアドウェアやキーロガーといったスパイウェアの検出・駆除に対応しているだけでなく、ネットワークから侵入しようとするスパイウェアのリアルタイムブロックも行えるという特徴がある。
スパイウェアが潜む可能性の高いファイルやレジストリから効率よく高速にスキャンする機能と、メモリやCPUの使用率を抑えて軽快に動くスキャンエンジンで、ユーザーが負担をあまり感じずに利用できる。また、ヒューリスティック技術を利用した未知のスパイウェア検出機能と迅速な定義ファイルアップデートによって、新型のスパイウェアにも的確に対応可能だ。リアルタイム監視機能と合わせて利用することで、安全性も高まるという。さらに個人情報などを保護するため、パソコンに保存されている不要なプライバシー情報を一括消去する機能も搭載されている。
価格はそれぞれ税込みで、パッケージ版が4980円、ダウンロード版は3980円の予定。対応はWindows98以降の日本語OS稼働パソコンとなっている。