サービスインフラストラクチャ製品ファミリ「BEA AquaLogic」製品群の拡販を目的にパートナー企業とのさらなる連携強化を、2007年3月7日に発表した日本BEAシステムズ。サービス指向アーキテクチャ(SOA)とビジネスプロセス管理(BPM)を組み合わせ、ITシステム連携やビジネスとITの融合を実現するための取り組みについて、同社の代表取締役、廣川裕司氏に話を聞いた。
--日本BEAの代表になって何か変化したことはありますか?
意志決定のスピードが求められるようになりました。特に、ビジネスの変化が激しくなってきていることから、そのことをひしひしと感じます。最終判断を自分でしなければ行けないことは、大きなチャレンジです。
BEAに来て驚いたのは、ユーザーの質が高いことと、ユーザーコミュニティが大きいこと、そしてユーザーの期待が大きく厳しいことです。ミドルウェアは、すでにビジネスの中核を支える基盤となっているので責任もさらに大きくなっています。
また、変革の中に、どのような結果が出せるかが最も期待されています。ITにより企業の価値を高めるには、SOAという言葉だけでなく、実際の価値を理解してもらわなければ意味がありません。
SOAのリーダー企業として、SOAの価値を明確にしてほしいというのが、ユーザー企業やパートナー企業からの要望です。SOAで何ができるのか、SOAを実現することでどんな価値を提供できるのかが重要であり、その解答を求められています。
--具体的にはどのような解答を求められているのでしょう。
最も重要なのは、激しい変化に対応できる“スピード”です。
BEAにとって、2005年はSOAの啓蒙の年、2006年はSOA実装の年でした。また、ITとビジネス担当者をつなぐPlumtreeやBPMツールのFuego、リポジトリ管理のFlashlineなど、買収した企業の製品を統合することで、SOAを実現する製品スタックが完成した年でもありました。
2007年は、ギヤを一段上げてフルスピードで加速しているところです。ワールドワイドでは、2007年度の売り上げも第1四半期で15%、第2四半期で19%、第三四半期で19%の成長を達成しています。第4四半期決算は、前年同期比で15%増となる3億9180万ドル。通年の総収入は2006年度から17%増となる14億023万ドルとなっています。BEAは、Tuxedoによる第一成長期、WebLogicによる第二成長期に次ぐ、SOAによる3番目の成長期を迎えているといえるでしょう。
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