日本BEAシステムズは3月1日、SOA(サービス指向アーキテクチャ)の実装を加速化させることを目的とした新しいプログラム「SOAスターターキット」の提供を開始したことを発表した。
SOAスターターキットでは、SOAリファレンスアーキテクチャやサービス分析/設計ガイド、サービス実装ガイド、サービス連携ガイドで構成されるSOA実践ガイドライン「SOA/ESBベストプラクティス」により、SOAを実装するための第一歩を顧客企業に提供する。
また、国内15社以上で実践してきたノウハウをもとに最適なSOAを導きだす「SOAワークショップ」、国内20社以上の検証をパターン化した「SOAプロトタイピング」で構成される「SOAスタートプログラム」を提供。SOAワークショップは、基本的に週1日、5週間連続で実施される。
同プログラムではさらに、1ライセンスのBEA AquaLogic Service Bus、プロダクションサポート、1名分のトレーニングも提供される。価格は1セット498万円。1社1セット限定で販売される。
SOAスターターキットの成果物としては、顧客企業ごとにカスタマイズされた「SOAリファレンス・アーキテクチャ」「SOAロードマップ」「SOAプロトタイプ」を作成。短期間、低コストでSOAベースのシステムを構築できる。
なお、日本BEAシステムズでは、各種業種別および共通ソリューションを含むSOA関連のポータルサイトを同社ウェブサイトで公開している。