BIの本質とは……?

星野泰啓

2006-07-12 16:56

BIの考え方

 「必要な人が必要なデータへアクセスし、そこから価値ある情報/知識を導き出し、適切な意思決定に役立てること」。

 ビジネス・インテリジェンス(BI)を大きく捉えると、上ように定義することができる。その考え方(本質)と実現のための情報システムが、ビジネスインテリジェンスの中に含まれている。対象となるデータはさまざまで、業種や業務を問わない。販売データの場合もあれば、顧客データであったり財務/会計データ、物流データ、人事データであったりと、広範囲にわたる。

 これでは具体的にイメージできない人もいるかもしれない。では、ある小売店における販売実績に関するデータを例に挙げてみよう。

■表1:販売実績データ
番号商品店舗名販売数量性別……
1商品A名古屋店3男……
2商品B東京店4男……
3商品C大阪店5女……
4商品B名古屋店7男……
5商品B大阪店6女……
6商品A名古屋店8女……
7商品C東京店50女……
8商品A名古屋店4男……
9商品B大阪店1男……
10商品C東京店10女……
11商品C大阪店1男……
12商品A東京店1男……

 表1は、ある商品が、どこで、いくつ、どのような人に売れたか、という販売実績データのリストだ。ここから価値ある情報を導き出すとは、一体どのようなことなのだろう。まず商品や店舗を切り口(分析軸)として、販売数量(分析対象の数値)を集計してみることが考えられる。

■表2:商品別の販売数量集計
商品合計
商品A16
商品B18
商品C66
総計100

■表3:店舗別の販売数量集計
店舗別合計
東京店65
大阪店13
名古屋店22
総計100

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