KCCS、文書管理システム「GreenFile X」の新版--.NET Framework利用し操作性を向上

ニューズフロント

2007-02-26 15:26

 京セラコミュニケーションシステム(KCCS)は2月26日、企業の社内文書管理システムの新版「GreenFile X Version1.1」を2月28日より提供開始すると発表した。マイクロソフトのアプリケーション環境「.NET Framework」を利用して操作性の向上を図ったほか、文書登録時における有効期限設定機能を追加した。

 GreenFile Xは各種申込書やワープロ文書、画像データ、CAD図面、仕様書などをイメージファイルとして一元管理する。数百万件規模の大量データ管理に対応し、グループ設定によるアクセス制御をはじめとしたセキュリティ機能を特徴とする。

 新版では、.NET Frameworを利用してドラッグ&ドロップで文書を追加できるようにし、登録作業にかかる手間を軽減した。また有効期限設定機能により、期限を過ぎた文書をゴミ箱へ移動するなど不要文書の廃棄作業を自動化し、文書棚卸し作業の利便性を高めたという。

 新たにアクセス権限の一括設定機能も搭載。上位ディレクトリのアクセス権限を変更する際、配下に格納している文書のアクセス権限まで一括して変更可能にした。このほか、オラクル製アプリケーションサーバ「Oracle Application Server 10g」に対応した。

 価格は1CPUあたりのライセンス料が315万円から。KCCSでは初年度1億円の売上げを見込む。

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ZDNET Japan クイックポール

マイナンバーカードの利用状況を教えてください

NEWSLETTERS

エンタープライズ・コンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]