「Vista SP1」対「XP SP2」--Windowsベンチマーク対決の結果は - (page 2)

文:Adrian Kingsley-Hughes 翻訳校正:藤原聡美、中村智恵子、緒方亮、長谷睦

2008-02-20 20:51

ベンチマークテスト

 テストの内容は前のテストと同じで、ファイルの移動、圧縮および解凍を行った。テストで使うファイルを2セット用意した。

  • 664Mバイトのファイル1つ
  • 1つのフォルダ内に10のフォルダがあり、その中に合計500のファイルが入っている(総容量は995Mバイト)

 この2通りのファイルで、次のテストを実施した。

  • ドライブ内コピー
  • 圧縮フォルダへのファイル追加(Windows標準の圧縮機能を利用)
  • 圧縮フォルダからのファイル取り出し(Windows標準の解凍機能を利用)
  • 1Gビットのイーサネット接続で、ネットワーク上の共有マシンにファイルを送信(送信先のシステムはVista SP1)
  • 1Gビットのイーサネット接続で、ネットワーク上の共有マシンからファイルを取得(取得元のシステムはVista SP1)
  • USB接続の外付けハードディスクにファイルを保存
  • USB接続の外付けハードディスクからファイルを読み込み

 さらに、起動時間も測定した(ブートローダから、デスクトップが利用可能になるまでの時間を「起動時間」とした)。

 各テストは4回ずつ行い、そのうち一番悪かった数値を除き、残り3回の数値の平均値をテスト結果とした。

 テスト中は、Microsoftが提供しているVista SP1ベンチマークのガイドラインに厳密に従った。このガイドラインは、私がSP1のコードに触れる以前にMicrosoftから提供されたものだ。

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