アバイア、iPhone 3GをPBX内線で使えるソフトを2008年内に提供開始へ

田中好伸(編集部) 2008年07月18日 21時48分

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 日本アバイアはこのほど、iPhone 3Gに対応するFMC(Fixed Mobile Convergence)アプリケーション「Avaya one-X Mobile for iPhone」を2008年内に提供することを発表した。

 one-X Mobile for iPhoneは、iPhone 3GをアバイアのIPテレフォニーソフトウェア「Avaya Communication Manager」の構内交換機(Private Branch eXchange:PBX)内線として利用可能にするアプリケーション。iPhone 3Gユーザーは、会社の番号にかかってきた電話をiPhone 3Gに同時に着信させたり、iPhone 3Gから外部に電話する際に、iPhone 3Gの電話番号に代わりに会社の電話番号を通知することができるようになる。

 会社のディレクトリへのアクセス、日時、場所、発信者の電話番号に応じた着信ルールの設定、iPhone 3G上に会社のボイスメールを一覧表示し、聞きたいメッセージを視覚的に選択できる「ビジュアルボイスメール」などの機能も搭載するという。

 ある調査によると、個人で契約している携帯電話を業務で使用しているビジネスパーソンが多く、通信費用も個人で支払っている人が大半であるという。one-X Mobile for iPhoneを利用すると、会社のPBX経由で電話をかけられることから、iPhone 3Gユーザーは、会社の電話番号でビジネスユースの通話が可能になる。また、PBXから相手先への通話コストは会社負担となることから、1台でパーソナルユースとビジネスユースの使い分けが可能になるとしている。

 企業側にとっても、ソフトバンクモバイルのホワイトプランなどを利用してiPhone 3Gを低コストで導入し、one-X Mobile for iPhoneを利用することで、社員の業務効率を向上させられるという。iPhone 3G上には、会社の電話帳のデータや通話履歴が残らないことから、情報保護の法令順守(コンプライアンス)にも対応できるとしている。

 金融業界など顧客との通話記録の保持を重視する企業の営業担当者は、通話記録が不完全な携帯電話で顧客とのやり取りができず、音声録音装置に接続されたオフィスの固定電話を使用せざるを得ないのが現状となっている。こうした事態に対して、アバイアでは、one-X Mobile for iPhoneを利用すれば、iPhone 3Gからの通話も会社のPBXを経由することから、PBX側での通話を録音することができるとしている。企業はコンプライアンスを順守しながら、業務効率と顧客満足度の両方を向上させられるという。

スクリーンショット one-X Mobile for iPhoneのスクリーンショット。日本国内では日本語版が提供される
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