#3:人の作業をより効率化するための支援が可能になる
IT部門の仕事というものを突き詰めると、近代的な労働者の仕事を支援する高度で複雑なツールを維持管理するとともに、彼らの生産性を向上させるような新たなツールを実装する作業ということになる。そしてこれは業務プロセスの効率化ということに尽きるのだ。人の作業を支援するために、ちょっとしたソフトウェアと自動化という魔法を使い、従来であれば2時間かかっていたプロセスを15分に短縮できた時などには、大きな満足感が得られるはずである。
#2:仕事に退屈さを感じたり、飽きることがまずない
IT業界でも、バックアップの実行や、大半がバグ修正である低レベルのプログラミング作業といった、単調で退屈な仕事が存在している。しかし、こういった仕事は紛れもなく例外であり、それが普通というわけではない。IT業界におけるほとんどの仕事では、製品やその製品を取り扱うための知識が目まぐるしく変化していくため、IT技術者はそういった変化に追従するために(そして自らの職を失わないようにするために)、自身の教育や再教育を続けていく必要があるのだ。IT技術者はこういった絶え間ない自己研鑽(しばしば自らの時間を使って行われる)が必要であることに不満を述べる場合もあるものの、そのこと自体がIT業界におけるこの仕事を素晴らしいものにしている理由の1つともなっているのだ。IT分野は急速に発展しており、学ぶべきことが次々と生まれているため、IT業界には自然なかたちで刺激とエネルギーが満ち溢れているのである。
#1:革命に寄与できるようになる
マイクロプロセッサの絶え間ない進歩から、ウェブアプリケーションの登場、ワイヤレスブロードバンドの今後の普及にいたるまで、テクノロジは企業や一般人の生活に革命をもたらす力となり続けている。テクノロジを使用することで、企業や社員の日々の生活を改善するという取り組みに力を注ぐIT技術者は、こういった革命における触媒の役目を果たすという特権を手にすることができるのである。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ