大規模グループウェア「desknet's」新版--ガジェットで手軽に企業ポータル構築可能に

田中好伸(編集部) 2008年10月07日 11時00分

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 ネオジャパンは10月7日、大規模ユーザー向けウェブグループウェアの最新版となる「desknet's Enterprise Edition Version 7」(desknet's Enterprise V7)の提供を開始したことを発表した。同ソフトはこれまでに210万ユーザーの導入実績を持っている。

 最新版となるdesknet's Enterprise V7の特徴は、(1)企業内情報ポータル(Enterprise Information Portal:EIP)機能、(2)回覧・レポート機能の強化、(3)アクセスログの保存・管理――の3点だ。

 グループウェアは、すでに大企業はもちろん、中堅・中小企業にも導入され、標準的な情報共有ツールとなっている。だが、その一方でエンドユーザーからは「グループウェアを中心にほかの情報システムも効率よく運用したい」「グループウェア自体に高性能なポータル機能が欲しい」との要望が寄せられるようになっている。

 そうした要望に応えるために、EIPを構築する専用の基盤ソフトが存在する。だがそれらは「機能や拡張性が高いが、高価格であるうえに専門の知識が必要となっている」(ネオジャパンのマーケティング統括部プロダクトマーケティング担当部長を務める中沢仁氏)ことが影響して、一部の大企業でしか普及していないというのが現状だ。

 それらよりも少し低い価格となっているのが、グループウェアを拡張する形でポータル機能を付加したソフトウェアだ。これらはEIP構築専用ソフトのコンセプトに影響を受けたものだが、実際の構築には「やはり一定の技術スキルが依然として必要」(中沢氏)なために、一部の大企業・中堅企業に導入されているが、「汎用面で課題がある」(同氏)と見られている。

 今回のdesknet's Enterprise V7では、そうした課題を克服するために、ウェブで標準的となっている“ウィジェット”(ガジェットやブログパーツとも呼ばれる)を取り込むことで手軽にEIPを構築できるようになっているという特徴を持っている。iGoogleのガジェットやYahoo!のブログパーツなどさまざまなものを個人で簡単に追加できるのである。ウィジェットという手軽な技術を取り込むことで、「中堅・中小でのEIP普及の敷居を下げ、大企業のEIP構成要件にも低価格での対応が可能になる」(同氏)としている。

 大中小の規模に関係なく、企業では統合基幹業務(ERP)システムや顧客関係管理(CRM)システムなどさまざまなシステムが稼働しているが、それらの既存システムをdesknet's Enterprise V7に取り込むには、「ユーザー企業自らがガジェットを用意するか、ネオジャパンのパートナー企業がガジェットを作り込むことで対応できる」(同氏)としている。

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